第11回 アジア・フィルム・アワード 受賞結果 
(2017年3月22日,香港) アジア・フィルム・アワード・アカデミーが主催、クリエイト香港と映画発展基金が後援する第十一回アジア・フィルム・アワードの授賞式は昨日(3 月 21 日に)香港文化センターで行われ、盛況のうちに終了した。世界中から来たノミネート候補者達、アジア圏の映画人、スターやセレブが華やかな衣装を身にまとって授賞式に出席し、共にアワードの11周年を祝っていた。

本年度の受賞者は昨夜続々と発表された。最優秀作品賞はフォン・シャオガン監督作品《わたしは潘金蓮じゃない》(中国大陸)に、監督賞は《哭声/コクソン》(韓国)のナ・ホンジン監督に決定。浅野忠信は《淵に立つ》(日本)にて主演男優賞を受賞。浅野忠信さんは、昨年の最優秀助演男優賞(『岸辺の旅』|フランス・日本)に続き、2年連続の受賞となる。ファン・ビンビンが《わたしは潘金蓮じゃない》(中国大陸)にて主演女優賞、ラム・シューが《大樹は風を招く》(香港)にて助演男優賞を受賞し、《お嬢さん》(韓国)の女優さん、ムン・ソリとキム・テリは、それぞれ助演女優賞と新人俳優賞を受賞。

技術部門では,脚本賞は《セールスマン》(イラン・フランス)のアスガル・ファルハーディー、編集賞は《見習い Apprentice》(シンガポール、ドイツ、フランス、香港、カタール)のLee ChatametikoolとNatalie Soh、撮影賞は《わたしは潘金蓮じゃない》(中国大陸)のルオ・パン、作曲賞は《密偵》(韓国)のモグ(MOWG)、衣装デザイン賞は《お嬢さん》(韓国)のチョ・サンギョン、美術賞は《お嬢さん》(韓国)のリュ・ソンヒ、視覚効果賞は《シン・ゴジラ》(日本)の大屋哲男、音響賞は《長江 愛の詩》(中国大陸)のファン・タオとハオ・チーユーに決定。

香港映画の巨匠、ツイ・ハーク監督が「生涯功労賞」を受賞し、芸術、文化と商業における功績がアジア映画界に多大な貢献と影響を与えたことは表彰された。「優秀アジア映画人大賞」は香港の名女優兼歌手であるサミー・チェンに授与し,アジア映画界を推進する功績と貢献を認定。《人魚姫》で新人賞にノミネートされた中国の若手女優リン・ユンは「アジア・ライジング・スター大賞」を受賞し,アジア映画での成績と革新が表彰された。

今年は12カ国や地域から計34作品が73個のノミネート候補に選ばれ、15部門の賞を争う。韓国監督パク・チャヌク監督の話題作《お嬢さん》は6部門にノミネートされ、助演女優賞、新人俳優賞、衣装デザイン賞と美術賞で計4部門受賞。フォン・シャオガン監督作品《わたしは潘金蓮じゃない》は5部門にノミネートされ、映画賞、主演女優賞と撮影賞で3大賞の受賞を果たした。

アジア・フィルム・アワード
年に一度開催される「アジア・フィルム・アワード」は2007年に創設され、優秀なアジア映画作品及び人材を表彰することと、アジア映画業界の多様性と活力を顕すことを目的としています。授賞式当日、スターと映画関係者達が勢揃いし、その年の優れている映画作品、キャストやスタッフを表彰する。取材のために世界中から数多くのマスコミが授賞式に集まります。
「アジア・フィルム・アワード」最初の7回は香港で行われました。2014年から、開催地をアジア最大のエンターテイメント・シティーであるマカオへ移転。アワードの重要性を強調するために、将来はアジア内各エリアで開催することを計画しています。


アジア・フィルム・アワード・アカデミー
アジア・フィルム・アワード・アカデミーは2013年にアジア三大国際映画祭である香港国際映画祭、東京国際映画祭及び釜山国際映画祭によって共同で創立されました。当アカデミーはアジア映画の推進、アジア映画業界人材の育成や映画観客層の拡大を目標としています。年に一度開催するアジア・フィルム・アワードと、年間を通して行われた多種多様なプログラムによって盛んできているアジア映画業界とその多変な映画文化を強化・目立たせようとしています。
アカデミー会員の多くは歴代の受賞者やノミネートされた方々で、毎年のアジア・フィルム・アワードで投票権を与えられています。会員は当アカデミーがアジアや他の地域で開催するプログラムに優先参加できます。
2015年より、アカデミーはマスタークラス、学生映画祭見学ツアー、映画専門家海外実習企画や巡回上映会など、推進や交流を目的としているプログラムをたくさん開催しています。当アカデミーはアジアや他の地域において映画業界、学生団体及び一般人に向けてアジア映画業界とその文化を紹介し、業界内での提携と発展も促進してきました。 アジア・フィルム・アワード・アカデミーの成立は、国際舞台においてアジア映画の創造力及び影響力が勢いよく上昇していることを裏付けました。当アカデミーは、アジア各地域の映画スタッフを結びつけ、積極的にアジア映画文化の発展を推進するのに日々精進していく所存です。

クリエイト香港
クリエイト香港は香港特別行政区政府の商務及経済発展局が2009年6月1日に設置した専門事務所であり、香港のクリエイティブ産業の発展を牽引・支持・推進することを目指しています。クリエイト香港は政府の香港のクリエイティブ産業政策や支援を効率よく統合したり、政府から産業発展用の資源の集中投下を加速したり、業界と緊密に連携したり、クリエイティブ産業の発展を推進したりしています。 詳細につきましては、「クリエイト香港」のホームページをご覧ください:http://www.createhk.gov.hk/

香港映画発展基金
香港特別行政区政府が 1999 年に映画発展基金を成立し、映画業界の発展に貢献するプロジェクトやイベントに資金面での支援を提供する。中小規模の映画製作へ一部の制作費の融資を行いながら、海外や中国大陸で香港映画の宣伝の強化、映画の製作と配給における人材育成施策の強化と香港の観客が香港映画への興味と鑑賞能力の向上を目指しています。 詳細につきましては、「香港映画発展基金」のホームページをご覧ください: http://www.fdc.gov.hk/tc/services/services2.htm